遠隔授業について

新型コロナの影響で、2020年度春セメスターにおいては、ほぼ全ての授業で遠隔による授業が展開されました。

また、夏休みには少し落ち着きを見せていたこともあり、春セメスターで実施できなかった実習を、感染防止に細心の注意を払いながら、集中的に行いました。

そして、秋セメスターになりコロナの状況は改善せず、座学科目は遠隔授業が中心、実習科目は学内の人数を制限しながら、対面での授業が実施されました。

春セメスターの最初は、教員も学生も遠隔授業に慣れておらず、様々な苦労がお互いにありましたが、秋セメスターにはだいぶ円滑な授業が展開されていたようです。

2021年度の授業がどのように実施されていくは、まだ未定のところが多いようですが、全面的な対面授業にはならないと感じております。
(東海大学としての公式見解ではありません。)

 

今日は、教員が遠隔授業を実施している風景を、ほんの少しだけ紹介します。

教員も最近は手慣れたものとなりまして、PCやタブレットなどを併用しながら画面の向こうの学生を意識した講義が行われています。
遠隔授業にはTeamsやZOOMなどグループウェアが用いられますが、基盤工学部は原則的にTeamsに統一して、学生が複数のシステムを使用しなくてよいようにされています。

今回、遠隔授業中にお邪魔した先生もTeamsによる授業を行っていました。
教員から向かって正面の画面には、講義資料などが学生に示す映像が表示されていました。また、左側の画面にTeamsのメイン画面が表示されており、音声ではなくチャットで質問をする学生にも即座に対応し、そして右側のモニタには、先生用の講義資料が表示されておりました。

さらに、左側にはタブレットが用意されていましたが、これはどうしても手書きでなければ説明しにくいときに活用しているようです。

このように、様々なIT機器を駆使して授業に挑んでおりました。

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多数の機器を使用しながら遠隔授業を行う先生