永井竜児






第 32 回腎とフリーラジカル研究会
大会担当会長 永井竜児
(東海大学農学部バイオサイエンス学科)

 

 この度、第32回腎とフリーラジカル研究会の開催を承りました東海大学農学部の永井竜児でございます。昨年は新型コロナウイルス蔓延により中止せざるを得なくなりましたが、感染対策を徹底した上で、今年はくまもと県民交流会館にて2021年11月13(土)に開催させていただくこととなりました。また他県よりご参加希望の皆様も参加できますよう、対面およびオンラインのハイブリッド開催を計画しております。

 腎とフリーラジカル研究会は、腎臓に関する活性酸素・フリーラジカルの研究が医学・薬学分野に貢献されることを目的として研究会が継続されて参りました。

 フリーラジカルは、腎障害のプロセス・腎不全の合併症発症など、腎疾患領域のいたる所に関連する、いわば病態の根幹であり、例年、臨床および基礎分野の先生方から学生にいたるまで垣根なくホットな議論が交わされています。また、その発表内容には最新のデータが盛り込まれ、フリーラジカルと病態の最新の知識、考え方が研究会に参加するだけで吸収、理解できる素晴らしい研究会です。

 今回の研究会では、特別講演に大阪市立大学 名誉教授の井上正康先生と東京大学大学院医学系研究科慢性腎臓病(CKD)病態生理学 特任教授の稲城玲子先生をお招きいたします。また、前大会同様に、公募演題の中から40歳未満の演題発表者を対象とした「優秀演題賞」を選出いたします。

 会場あるいはオンラインでの皆様のご参加、心よりお待ちしております。