インジゴ還元酵素の論文がアクセプトされました
藍染の染色の過程で重要な役割を担う「インジゴ還元酵素」の酵素化学的機能と結晶構造解析の研究結果が国際的な論文である、International Journal of Biological Macromolecules(インパクトファクター 5.16)にアクセプトされました。藍染の染料であるインジゴは水には溶けませんが、この酵素がインジゴを還元することで、水溶性のインジゴになり美しい染色が可能になります。日本の伝統産業である藍染を生化学的視点から明らかにしました!!4年生も参加した研究なので、学生も共著者として入っています!
(香川大学農学部、大阪工業大学工学部との共同研究)
Yoneda K, Yoshioka M, Sakuraba H, Araki T, Ohshima T.
“Structural and biochemical characterization of an extremely thermostable FMN-dependent NADH-indigo reductase fromBacillus smithii”
International Journal of Biological Macromolecules, (2020) in press IF=5.16