食品バイオ化学研究室
乳酸菌や発酵食品の機能を探り応用に繋げる!
食品バイオ化学研究室 木下 英樹 准教授
【卒業研究テーマ】
- 乳酸菌の機能性に関する研究
- チーズや豆乳ヨーグルトの機能性に関する研究
- 乳酸菌を用いた六次産業化の推進に関する研究
研究室の概要
乳酸菌を多く含む発酵食品(ヨーグルト、チーズ、漬物、キムチなど)は、身近な機能性食品です。私たちの研究室では、さまざまな食品から乳酸菌を単離し、その機能性を解析しています。乳酸発酵食品には、乳酸菌の機能と発酵によって食品素材から新たに生み出される機能の2つが期待されます。そのため、研究対象は乳酸菌そのもののほか、チーズ、豆乳ヨーグルト、発酵野菜などさまざまです。乳酸菌の魅力は研究成果を応用に結びつけやすいことです。私達の研究室では機能性乳酸菌を発酵食品へ応用する研究も行っており、付加価値をつけた新しい機能性食品の開発を目指しています。
所属学会
1.日本畜産学会
2.日本酪農科学会
3.日本乳酸菌学会
4.日本農芸化学会
受賞歴
日本畜産学会 第107回大会 優秀発表賞
受賞対象研究題目「ヒト腸管単離プロバイオティック乳酸菌の腸管付着性機構の解明とその応用」
日本酪農科学会 平成24年度 奨励賞
受賞対象研究題目「発酵乳製造に利用可能な有用プロバイオティクス乳酸菌の探索に関する研究」
日本畜産学会 2016年度 奨励賞
受賞対象研究題目「乳酸菌の菌体表層タンパク質における分子間相互作用に関する研究」
学内ベンチャー企業
研究成果を社会に還元するために株式会社プロバイオを設立。商品開発サークルとも連携し様々な商品を開発・販売しています。
会社ホームページ:https://probio.co.jp/
特集記事(産学連携推進協会):https://kyoju.net/2024/04/22/2024-04-22/