- 助成金
- ・公益財団法人 日本応用酵素協会
「超耐熱性インジゴ還元酵素の藍染への応用
(2022年5月~2023年9月)」
・公益財団法人 発酵研究所 (IFO) 一般研究助成
「藍建て発酵に関与するインジゴ還元酵素の機能と構造解析並びに染色への応用 (2017年4月~2019年3月)」
・科学研究費補助金・若手研究B
「特異的農薬開発を指向した新規なL-アミノ酸脱水素酵素の機能解析
(2016年4月~2018年3月)」
・科学研究費補助金・若手研究B
「新規なL-アミノ酸脱水素酵素の機能と立体構造解析に基づく抗トリパノソーマ薬の開発 (2012年4月~2014年3月)」
- 受賞歴
- 賞:松前重義学術奨励賞
タイトル:ユニークなアミノ酸配列を有す新規なNAD依存性脱水素酵素の
構造生物工学的研究
受賞年月日:2020年1月15日
東海大学校友会館(霞が関ビル35F)
賞 :日本ビタミン学会奨励賞
主催:日本ビタミン学会
タイトル:超好熱アーキアの新規なNAD(P)依存性アミノ酸脱水素酵素の機能と
構造解析
受賞年月日:2011年6月4日
- 学術雑誌
- 2023年
米田 一成, 櫻庭 春彦, 大島 敏久
”ジャパン・ブルーとインジゴ還元酵素” 化学と生物 61(1) 9-11 2023年1月
日本農芸化学会の雑誌である「化学と生物」に藍染めに関わるインジゴ還元酵素の論文が掲載されました。学会からの執筆依頼があり、論文を作成しました。高校生でも読める内容になっています。現在明らかにした藍染め研究の現状がわかります。
2021年
Yoneda K, Sakuraba H, Araki T, Ohshima T
"Stereospecificity of hydride transfer and molecular docking in FMN-dependent
NADH-indigo reductase of Bacillus smithii"
FEBS Open Bio (2021) 11, 1981–1986 IF=2.231
藍染めに関わるインジゴ還元酵素の詳細な反応機構を明らかにした論文です。NMRとドッキングシミュレーションを織り交ぜた内容になっています。短い論文ですが、このような知見の積み重ねが今後の研究の発展には重要です。
Yoneda K, Takeshita A, Ogata M, Yasuda S, Igoshi K, Kinoshita H.
"The interaction between cell surface glyceraldehyde-3-phosphate dehydrogenase
fromLactiplantibacillus plantarumand A-type blood group antigen." Milk Science. 70: 53-62.
木下研との共同研究で乳酸菌GAPDHの糖鎖結合部位の特定を行いました。この研究で腸管内に乳酸菌が長く留まるメカニズムが解明されました!
2020年
Yoneda K, Yoshioka M, Sakuraba H, Araki T, Ohshima T.
"Structural and biochemical characterization of an extremely thermostable
FMN-dependent NADH-indigo reductase from Bacillus smithii"
International Journal of Biological Macromolecules. (2020) 164, 3259-3267.
IF=5.16
日本の伝統産業である、藍染の染色工程に関わるインジゴ還元酵素のクローニングと酵素化学的な実験を行い、さらに結晶構造解析の解析結果もまとめた論文です。4年生も参加した研究なので、学生も共著者として入っています!
Yoneda K, Nagano R, Mikami T, Sakuraba H, Fukui K, Araki T, Ohshima T.
"Catalytic properties and crystal structure of UDP-galactose 4-epimerase-like
L-threonine 3-dehydrogenase from Phytophthora infestans" Enzyme and Microbial Technology. (2020) 140, 109627 IF=3.55
植物疫病菌由来のL-スレオニン脱水素酵素の結晶構造と阻害剤の分子ドッキングシミュレーションの解析結果をまとめた論文です。4年生や大学院生も参加した研究なので、学生達も共著者として入っています!
2019年
Yoneda K, Ogata M, Nishiyama K, Fukuda K, Yasuda S, Igoshi K, and Kinoshita H.
"Crystal Structure of Cell Surface Glyceraldehyde-3-Phosphate Dehydrogenase
from Lactobacillus plantarum: Insight into the Mercury Binding Mechanism." Milk Science. (2019)
68, 3-11.
木下研との共同研究で乳酸菌GAPDHの結晶構造と水銀結合メカニズムを明らかにしました!
2018年
Yoneda K, Sakuraba H, Araki T,Ohshima T. "Crystal structure of the NADP+ and
tartrate-bound complex of L-serine 3-dehydrogenase from the hyperthermophilic
archaeon Pyrobaculum calidifontis." Extremophiles (2018) 22, 395-405. IF=2.236
米田一成、荒木朋洋 "NAD+依存性L-アスパラギン酸脱水素酵素ホモログ遺伝子の
クローニングと機能解析" 東海大学紀要農学部 (2018) 37巻 9-15.
*2017年以前の研究業績はresearchmapに掲載済みです。ご覧ください!