教員紹介

氏名:米田 一成 博士(工学)
   Kazunari Yoneda, Ph. D.

身分:教授 
   Professor in Biological Chemistry

専門分野:生化学、酵素化学、酵素工学、遺伝子工学、構造生物学、 遺伝子資源学、応用微生物学、タンパク質工学、 極限環境微生物学

研究領域: 
① 藍染めの藍建て発酵に関わる還元酵素の研究
② 食虫植物由来昆虫消化酵素;キチナーゼの研究
③ 特異的農薬開発を目指した植物疫病菌由来の新規なアミノ酸脱水素酵素の研究
④ 耐熱性L-アミノ酸脱水素酵素の産業応用に関する研究

(主に補酵素であるNAD要求性の酵素を取り扱っています)

主な担当科目:生化学、代謝化学、生化学特論1、バイオインフォマティクス演習、バイオサイエンス実験1・2、外書講読1・2、バイオサイエンス演習、専修ゼミナール

所属学会:日本農芸化学会日本ビタミン学会(代議員、将来構想検討委員)、日本蛋白質科学会、日本生物工学会、日本生化学会

免許:エックス線作業主任者免許(国家資格)

出身地:鳥取県のハワイ町 

鳥取には大山(Daisen)という1,700m級の山があり、阿蘇のように国立公園に指定されています。そのため、都会にはない豊かな自然環境に恵まれた地域です。周辺には牧場(ホルスタイン牛)、ペンション、別荘地があり、夏には避暑地になり、登山や高山植物の観察もできます。奥大山の天然水も有名です。冬には大山国際スキー場がオープンしホワイトリゾートになります。

好きな事:大山や阿蘇エリアのドライブ
     鳥取県賀露港や天草の海の幸を味わうこと

学部学生の皆さんへ

 研究は学生実験とは違い、答えを自分の力で導き出す必要があります。酵素やDNAとはいえ、生物が相手なので「頑張って実験しても失敗する時は必ずあります」。研究は気長にやっていく事が大切です(知力はもちろん大切ですが、体力、忍耐力、創造力が大切です)。
短期間で出した結果や、やっつけ仕事では良い結果は出せません。時間をかけても良いので再現性のあるしっかりと中身のあるデータを出せるようになって下さい!

 また、遺伝子を扱う研究室なので、コンタミなどをいかになくすのか(研究室や実験台をクリーンな状態に保つ)も結果を出す上では重要です。実験台は常にきれいにしましょう!

おすすめの書籍

大島 敏久(著)、左右田 健二(著)『酵素のお話』

高校生の皆さんへ

 私たちの暮らしの中には「酵素」が応用利用された製品がたくさんあります。発酵食品は食品中のタンパク質や糖質が微生物の生産する「酵素」によって分解さる事によって、おいしい食品に仕上がります。伝統食品の味噌や醤油、チーズやお酒は酵素が働くことによっておいしくなります。また、汚れを落とために洗剤にも「酵素」が配合されています。「酵素」が配合されていなかった時代の洗剤は非常に大量の洗剤が必要でしたが、酵素が配合されることによって洗剤は非常にコンパクトになりました。さらに、最近話題のPCRにも酵素(DNA合成酵素)が欠かせませんし、普段の研究・実験にも酵素は不可欠な存在です。 酵素は目に見えないくらい小さい分子ですが、タンパク質でできていて、特定の立体構造を取ることも特徴です。    

 酵素に興味を持ってもらうために、高校生を対象にした酵素実験も行っています(出張講義、来校型インターンシップ)。詳しくは東海大学九州キャンパスの模擬講義をご覧ください。コロナ以前は小中学生を対象にした科学広場も行っていました。*コロナの状況によっては講義できない場合があります。

研究室の沿革

1980年4月
東海大学農学部が阿蘇に開設(旧 九州東海大学)
2007年10月
生物化学研究室の新任教員として米田一成 助教、着任
生物化学研究室(鳥潟隆雄 教授)、およびタンパク質化学研究室(荒木朋洋 教授)と共に酵素研究を行う
2008年3月
鳥潟隆雄 教授、定年退官、生物化学研究室を引き継ぐ
2008年4月
改組により九州東海大学が東海大学へ統合される
2009年4月
米田一成 助教、講師に昇格
2014年4月
米田一成 講師、准教授に昇格
2016年4月
熊本地震により阿蘇キャンパスは甚大な被害を受け熊本キャンパスに移転
2021年4月
米田一成 准教授、教授に昇格
2022年4月
改組によりバイオサイエンス学科から食生命科学科へ学科名称が変更される
2023年4月
農学部の新キャンパスである臨空校舎に移転