世界のハタケで 耕せジブン! 海外農業研修(アグトレ)、知ってる?

7/3(水)熊本キャンパスと臨空キャンパスで、
公益社団法人 国際農業者交流協会(JAEC)の村上さんによる海外農業研修説明会が実施されました。
説明会では、概要、研修コースの紹介、助成金等の活用、応募から渡航までのスケジュールの他、
アグトレ参加者の体験談を聞くこともできました。
研修コースは、アメリカ、ドイツ、スイス、デンマーク、オランダがあるそうです。

今から48年前の1976年、このアグトレでアメリカに渡ったのが今川先生で、
「このプログラムで2年間のアメリカ生活が無かったら、今の私はありません」と語っています。
2024年3月にこのホームページで紹介した佐藤さんも、東海大学でこの説明会に参加してスイスに行きました。

JAECのチラシにはこんなことが書いてあります。
“農業”は地域の特性を生かすことが大切ですが、逆に若い頃に違う国、地域、文化でのやり方、
自分とは異なる価値観を身につけることには非常に大きな価値があります。
アグトレは、自分の知識や技術を高めるための大切な回り道、異国の農業にどっぷりつかって自分を成長させる研修プログラムです。
言語の壁もあり実務作業は時として厳しく、苦しい瞬間もあるかもしれませんが、その苦労こそが皆さんの視座を高めます。

農場実習だけでなく、語学学習プログラムやセミナーなどを組み合わせたプログラムだそうです。
また、実習農場では研修手当が支給され、そのお金で現地生活を行うので、渡航前に現地生活費のすべてを用意する必要はなく、
助成金を活用すれば、費用負担が大幅に軽減されるそうです。

農学部に限らず、留学に関心の文理融合学部の皆さんも、JAECのホームページを見てみませんか。
アグトレ参加者の体験談、オンライン説明会など情報が充実していますよ。

両キャンパスでの説明会参加者はあわせて6名と多くはありませんが、参加したいという方がいらっしゃって楽しみです。
次年度は、さらに多くの学生さんに気軽に参加していただきたいなぁ、と思っています。
関心のある方は今川研究室にご連絡いただいても対応します。

2024年7月