「ゆっくりのんびりASO大陸」が今川研にやってきた

3月原川さん、5月今川先生と続いたFMKラジオ「ゆっくりのんびりASO大陸」、
第3弾の今回は今川研究室で収録され、7/6(土)に放送されました。
今川研究室と南阿蘇村草原再生・あか牛復興プロジェクト(*)でタッグを組んでいる、
慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科 Creative Industryプロジェクト 研究員 岸浪 聖さんが出演されました。

村岡章子さんによるインタビュー内容は以下です。
・地域活性化プロジェクトを全国各地で進めている岸浪さんたち、
阿蘇では2018年、肥後銀行と畜産連合会と、生産頭数が減っていくあか牛を関東で販路拡大していこうという取り組みから始まった。
・最初の2~3年は、新しい技術を取り入れながら未活用部位を美味しく食べる調理法、メニューの考案し、
関東圏のデパートで販売しあか牛の美味しさを知ってもらうのが活動の中心だった。
・その後、販売だけでなく生産現場の課題をどう解決していくか、生産農家さんと一緒になって生産頭数を増やしていくことや、
牛のゲップ、メタンガスを減らす飼料を東海大学と研究するようになった。
・そして今、岸浪さんたちのプロジェクトで買った子牛を生産農家が肥育して出荷する形ができてきた。
・販路の出口先を設計することが、生産頭数の拡大と安定的な供給につながり、ひいては阿蘇の草原を守ること、
事業承継にもつながる持続可能な付加価値の高いモデルとなる。
・赤身で健康によいあか牛、取り組み次第で関東圏でこれから拡大していく余地はある。

5月の出演の際、今川先生は、あか牛が全国にもっと広がってほしい、畜産農家も増えてほしいと言っていました。
「あか牛」は作るだけではなく、搬送、屠畜、精肉そして肉の販売もあります。
今川研究室の研究と岸浪さんたちのプロジェクト、こういう共同研究もあるのですね。

さて、ゆっくりのんびりASO大陸「あか牛シリーズ」、最後となる次回第4弾は秋の放送予定です。

(*)南阿蘇村、慶応義塾大学大学院研究科、熊本県畜産農業協同組合連合会の3団体と、南阿蘇村商工会、みなみあそ観光局、東海大学九州キャンパス、
くまもと阿蘇県民牧場、肥後銀行、グローカル・クラウドファンディングの6団体が連携しています

環境省の荒川さん、藤田さん、岸浪さん、パーソナリティ 村岡章子さんと、今川研究室で
2024年7月