8月3日・4日、臨空キャンパスでオープンキャンパスが開催されました。
オープンキャンパス自体は例年開催されていますが、今年は総合農学研究所に所属する大学院生らが大いに奮闘しました。
「食と農、そして東海大農学部の魅力を高校生にダイレクトに伝えたい」という想いから、
大学院生4人が、キャンパス長、農学部長らに「農学部オリジナルピザ作り体験」企画書を提出することから始まりました。
参加する人数に合わせ食材がどれだけ必要か、食材以外に何がどれだけ必要か、
お金はいくらかかるか、一緒に活動する学生への呼びかけ、動線の確保、保健所への許可申請、食品衛生上のリスク管理、
関係者への交渉等々、しばらく他のことが手につかないほど奔走していました。
室内からも空の青さと緑の景色が美しいガラス張りのオープンキッチンで、
参加した高校生らは、食材がこの東海大学農学部で採れたもの、加工されたものであることを聞き、ピザ生地を伸ばしトッピング。
食堂に移動しオーブンで焼きあがったマイピザを食しました。
8月3日 じゃがいもとソーセージを使ったジャーマンポテトピザ。
8月4日 トマト、チーズを使ったマルゲリータ。
「農学部で栽培・製造をした野菜や食品を使った体験を通して、農学部への印象は変わりましたか?」
「このような体験をまたやってみたいですか?」
アンケートには多くの高校生が、「はい」と回答しました。
高校生から寄せられたの感想を一部ご紹介します。
「野菜やチーズまでも全て大学で作られているのが凄いと思いました。
先生や大学生の方々も気さくに話しかけてくれて心地よい時間が過ごせました」
「先輩方がとても優しくて説明も分かりやすかったです私も農学部で学びたいなと思いました」
「ピザ作りはもちろん楽しかったのですが、先輩方が気さくに話しかけて大学の事を教えてくださり、
東海大の事がいろいろと分かってよかったです。ありがとうございました」
スタッフの大学院生は、高校生の様子をこう話していました。
「食材(特に加工品)を農学部で作っていること、そこに科学(チーズの凝固や焼き色や生地の発酵など)が詰まっていることに
高校生が驚いている様子が多かったのが印象的でした」
先生方の陰ながらのサポートも忘れてはなりません。
木之内キャンパス長、星農学部長、今川先生、農学部の先生方にカンパをご協力いただきました。
また、星先生は、SNSで積極的に宣伝してくださいました。
今川先生は統括として2日間終日イベントに張り付きました。
今年の臨空オープンキャンパス、来場者は前年より多かったそうです。
2日間でピザ作りに参加したのは105組、240食のピザが食されました。
2日間でスタッフとして参加した学生は延べ30人、本当にお疲れさまでした。
ご参加くださった高校生、保護者の皆様、ありがとうございました。
来春、東海大学農学部でまた会えるといいな。