ニュース一覧

第19回アジア農業シンポジウム(国際学会)で発表しました!!

 12月2日に東海大学 阿蘇くまもと臨空キャンパスで第19回アジア農業シンポジウム(国際学会)が開催されました。英語による口頭発表のプレゼンには苦労しましたが、同僚のShin先生や英語専門のAlex先生の助けもあり何とか無事に発表することができました。本当にありがとうございました。大学院生はポスター発表と学会運営を行いました️。大学院生にとっても良い経験になったと思います。

2023年12月08日

RKK熊本放送の「水曜だけど土曜の番組」で出演しました!!

 臨空キャンパスでメディア取材を受けました。研究室の学生さんにもたくさん出演して頂いています。藍染め研究や東海大学農学部の魅力が伝わると良いと思います。RKK熊本放送の「水曜だけど土曜の番組」で放送されました。”まさやん”さん、大変お世話になりました。

2023年06月15日

研究室が臨空キャンパスへ移転しました!!

 東海大学農学部の「生物化学研究室」は熊本空港近くの臨空キャンパスへ移転しました。熊本地震から7年の歳月が経ちました。東海大学農学部は震災後、阿蘇キャンパスから熊本キャンパスへ移転し、仮の研究室を立ち上げ奮闘していましたが、ようやくピカピカの新キャンパスが完成しました。学生、教職員、動物達の引っ越しが完了し、素晴らしいキャンパスで研究・教育活動を展開しています。卒業生の皆さん、空港から歩いて数分ですので、熊本に来られた際には是非お立ち寄り下さい。

2023年04月17日

「化学と生物」に藍染めに関わるインジゴ還元酵素の論文が掲載されました。

日本農芸化学会の雑誌である「化学と生物」に藍染めに関わるインジゴ還元酵素の論文が掲載されました。学会からの執筆依頼があり、論文を作成しました。高校生でも読める内容になっています。現在明らかにした藍染め研究の現状がわかります。

米田 一成, 櫻庭 春彦, 大島 敏久”ジャパン・ブルーとインジゴ還元酵素” 
化学と生物 61(1) 9-11


2023年01月10日

研究室で藍染めを行いました!!

 藍染めのインジゴ還元酵素に関わる研究の一環で、研究室で藍染めを行ってみました!研究とは一味違う工程になかなか苦戦しましたが、楽しんで研究室活動を行う事ができました。手ぬぐい、Tシャツ、手提げカバンを染めてみました!

2022年07月07日

3/19に学位授与式が行われました

3/19に学位授与式が行われました。ご卒業おめでとうございます!今年の研究室の4年生は大変元気の良い学生ばかりで、皆さんが良い就職先(公務員、企業、高校教員)に決定しています。大学で学んだ知識や経験を生かして社会で大いに活躍してください!!応援しています。

2022年03月22日

2021年度の卒業論文発表会を行いました!!

 2/3(木)に生物化学研究室の卒業研究発表会を開催しました。4年生が研究の成果を発表するだけでなく、研究に関する質疑応答も行いました。今後は3年生の後輩達に研究が引き継がれていきます。これから研究室配属を控えた2年生にも良い刺激になったと思います。4年生の皆さんお疲れ様でした!!

2022年02月03日

木下研究室との共同研究がミルクサイエンスに掲載されました!

乳酸菌の菌体表層に発現する酵素(GAPDH)と、腸管内の糖鎖結合メカニズムを明らかにした論文が、Milk Science誌にアクセプトされました。この研究結果によって乳酸菌が腸管内に長く留まるメカニズムを明らかにしました!!。糖鎖結合部位を推定するために、遺伝子工学的に一部のアミノ酸を変異させたGAPDHを作製したり、水晶振動子マイクロバランス(QCM)という方法でGAPDHと糖鎖の分子間相互作用を測定しました。QCM装置は振動数を測定するため、実験には細心の注意が必要でした。また、分子ドッキングシミュレーションを使う事によってGAPDHと糖鎖の結合を分子レベルで明らかにしました!!研究を行ってくれた学生の名前も共著者として入っています!!

Kazunari Yoneda, Akine Takeshita, Mizuki Ogata, Shin Yasuda, Keiji Igoshi, and Hideki Kinoshita

The interaction between cell surface glyceraldehyde-3-phosphate dehydrogenase fromLactiplantibacillus plantarumand A-type blood group antigen. Milk Science 70: 53-62.
(乳酸菌由来菌体表層GAPDHのA型血液型抗原結合メカニズムの解明)

2021年07月09日

FEBS Open Bioにインジゴ関連の論文が掲載されました!

藍染めに関わるインジゴ還元酵素の酵素反応メカニズムを明らかにした論文がFEBS Open Bio、IF=2.231に掲載されました。NMRとドッキングシミュレーションを織り交ぜた新しい内容の研究です。NMRのデータ測定は東海大学湘南校舎の技術員の先生にお世話になりました!FEBS Open Bioは査読から掲載まで非常に迅速なオープンアクセスジャーナルで、掲載料は著者負担なため、誰でも無料で読むことができます!!
Yoneda K , Sakuraba H, Araki T, Ohshima T "Stereospecificity of hydride transfer and molecular docking in FMN-dependent NADH-indigo reductase of
Bacillus smithii" FEBS Open Bio (2021) 11:1981-1986. IF=2.231

2021年05月28日

3/19に卒業式が行われ、早矢仕さんが総長賞を受賞されました!!

 3/19に学位授与式が行われました。今年はコロナ対策で午前中は経営学部、基盤工学部、午後から農学部の卒業式が行われました。生物化学研究室の早矢仕さんが成績優秀者の総長賞を受賞されました。おめでとうございます。指導教員として大変うれしく思います。これから社会人になる皆さん、大学で学んだ知識や経験を生かして社会で大いに活躍してください!!

2021年03月22日

インジゴ還元酵素の論文がアクセプトされました!!

 藍染の染色の過程で重要な役割を担う「インジゴ還元酵素」の酵素化学的機能と結晶構造解析の研究結果が国際的な論文である、International Journal of Biological Macromolecules(インパクトファクター 5.16)にアクセプトされました。藍染の染料であるインジゴは水には溶けませんが、この酵素がインジゴを還元することで、水溶性のインジゴになり美しい染色が可能になります。日本の伝統産業である藍染を生化学的視点から明らかにしました!!4年生も参加した研究なので、学生も共著者として入っています!(香川大学農学部、大阪工業大学工学部との共同研究)

Yoneda K, Yoshioka M, Sakuraba H, Araki T, Ohshima T.
"Structural and biochemical characterization of an extremely thermostable FMN-dependent NADH-indigo reductase from Bacillus smithii"
International Journal of Biological Macromolecules, (2020) 164:3259-3267. IF=5.16

 この他にも、トマトを枯らせてしまう植物疫病菌に対して特異的な農薬創製を目指して行った「L-スレオニン脱水素酵素」の研究成果がEnzyme and Microbial Technology (インパクトファクター 3.45)にアクセプトされました!植物疫病菌由来のL-スレオニン脱水素酵素の結晶構造と阻害剤の分子ドッキングシュミレーションの解析結果をまとめた論文です。4年生や大学院生も参加した研究なので、学生達も共著者として入っています!(香川大学農学部、大阪工業大学工学部、大阪医科大学医学部との共同研究)

Yoneda K, Nagano R, Mikami T, Sakuraba H, Fukui K, Araki T, Ohshima T.
"Catalytic properties and crystal structure of UDP-galactose 4-epimerase-like L-threonine 3-dehydrogenase from Phytophthora infestans"
Enzyme and Microbial Technology, (2020) 140:109627. IF=3.45

2020年08月26日

3/19に卒業生が集まってくれました

3/19の学位授与式は中止になりましたが、卒業を迎える7名が研究室に集まってくれました。すでに引っ越しが終わっている学生もこの日に合わせて戻ってきてくれました。皆さんが社会人として活躍することを願っています。頑張って下さい!

2020年03月23日

松前重義学術奨励賞を受賞しました!!

2020年1月15日に霞が関の東海大学校友会館(35F)で松前重義学術奨励賞の受賞式がありました。受賞タイトルは「ユニークなアミノ酸配列を有す新規なNAD依存性脱水素酵素の構造生物工学的研究」です。「選択性農薬創製のためのスレオニン脱水素酵素の研究」や「ニワトリ脂肪肝のカルボニル還元酵素」など農学部の学生や教員と行ってきた研究が評価され、今回の受賞が決定しました。賞状、盾、研究費を頂いてきました。研究に関するインタビューが今後HPなどに掲載される予定です。


◇ 農学部ニュース

2020年01月17日

学位授与式、謝恩会が開催されました

 3月19日に2018年度の学位授与式、謝恩会が行われました。農学部230名、農学研究科(大学院)7名が学位を授与されました。おめでとうございます!!活躍を期待しています。研究室の長野さんが総長賞(成績優秀者表彰)を受賞されました。おめでとう!。皆さんいつでも研究室に遊びに来てください。

2019年03月22日

卒業研究発表会を開催しました!!

2/7(木)に生物化学研究室の卒業研究発表会を開催しました。4年生8名が研究の成果を公開発表するだけでなく、質疑応答にもきちんと答えられていました。これから研究室配属を控えた2年生にも良い刺激になったと思います。

生物化学研究室
2019年02月07日

ミルクサイエンス誌に木下研との共同研究論文がアクセプトされました!!

 乳酸菌を研究している木下研究室との共同研究がMilk Science誌にアクセプトされました!
Lactobacillus plantarum由来菌体表層グリセルアルデヒド-3-リン酸脱水素酵素の結晶構造解析:水銀結合メカニズムの解明(Crystal Structure of Cell Surface Glyceraldehyde-3-Phosphate Dehydrogenase fromLactobacillus plantarum: Insight into the Mercury Binding Mechanism)

2018年11月12日