12月2日に東海大学 阿蘇くまもと臨空キャンパスで第19回アジア農業シンポジウム(国際学会)が開催されました。英語による口頭発表のプレゼンには苦労しましたが、同僚のShin先生や英語専門のAlex先生の助けもあり何とか無事に発表することができました。本当にありがとうございました。大学院生はポスター発表と学会運営を行いました️。大学院生にとっても良い経験になったと思います。
ニュース一覧
RKK熊本放送の「水曜だけど土曜の番組」で出演しました!!
研究室が臨空キャンパスへ移転しました!!
「化学と生物」に藍染めに関わるインジゴ還元酵素の論文が掲載されました。
日本農芸化学会の雑誌である「化学と生物」に藍染めに関わるインジゴ還元酵素の論文が掲載されました。学会からの執筆依頼があり、論文を作成しました。高校生でも読める内容になっています。現在明らかにした藍染め研究の現状がわかります。
米田 一成, 櫻庭 春彦, 大島 敏久”ジャパン・ブルーとインジゴ還元酵素”
化学と生物 61(1) 9-11
研究室で藍染めを行いました!!
日本応用酵素協会の研究助成が決定しました!
3/19に学位授与式が行われました
2021年度の卒業論文発表会を行いました!!
Youtubeの研究室紹介
木下研究室との共同研究がミルクサイエンスに掲載されました!
乳酸菌の菌体表層に発現する酵素(GAPDH)と、腸管内の糖鎖結合メカニズムを明らかにした論文が、Milk Science誌にアクセプトされました。この研究結果によって乳酸菌が腸管内に長く留まるメカニズムを明らかにしました!!。糖鎖結合部位を推定するために、遺伝子工学的に一部のアミノ酸を変異させたGAPDHを作製したり、水晶振動子マイクロバランス(QCM)という方法でGAPDHと糖鎖の分子間相互作用を測定しました。QCM装置は振動数を測定するため、実験には細心の注意が必要でした。また、分子ドッキングシミュレーションを使う事によってGAPDHと糖鎖の結合を分子レベルで明らかにしました!!研究を行ってくれた学生の名前も共著者として入っています!!
Kazunari Yoneda, Akine Takeshita, Mizuki Ogata, Shin Yasuda, Keiji Igoshi,
and Hideki Kinoshita
The interaction between cell surface glyceraldehyde-3-phosphate dehydrogenase
fromLactiplantibacillus plantarumand A-type blood group antigen. Milk Science 70: 53-62.
(乳酸菌由来菌体表層GAPDHのA型血液型抗原結合メカニズムの解明)
FEBS Open Bioにインジゴ関連の論文が掲載されました!
藍染めに関わるインジゴ還元酵素の酵素反応メカニズムを明らかにした論文がFEBS Open Bio、IF=2.231に掲載されました。NMRとドッキングシミュレーションを織り交ぜた新しい内容の研究です。NMRのデータ測定は東海大学湘南校舎の技術員の先生にお世話になりました!FEBS
Open Bioは査読から掲載まで非常に迅速なオープンアクセスジャーナルで、掲載料は著者負担なため、誰でも無料で読むことができます!!
Yoneda K , Sakuraba H, Araki T, Ohshima T "Stereospecificity of hydride
transfer and molecular docking in FMN-dependent NADH-indigo reductase of
Bacillus smithii" FEBS Open Bio (2021) 11:1981-1986. IF=2.231
3/19に卒業式が行われ、早矢仕さんが総長賞を受賞されました!!
インジゴ還元酵素の論文がアクセプトされました!!
藍染の染色の過程で重要な役割を担う「インジゴ還元酵素」の酵素化学的機能と結晶構造解析の研究結果が国際的な論文である、International
Journal of Biological Macromolecules(インパクトファクター 5.16)にアクセプトされました。藍染の染料であるインジゴは水には溶けませんが、この酵素がインジゴを還元することで、水溶性のインジゴになり美しい染色が可能になります。日本の伝統産業である藍染を生化学的視点から明らかにしました!!4年生も参加した研究なので、学生も共著者として入っています!(香川大学農学部、大阪工業大学工学部との共同研究)
Yoneda K, Yoshioka M, Sakuraba H, Araki T, Ohshima T.
"Structural and biochemical characterization of an extremely thermostable
FMN-dependent NADH-indigo reductase from Bacillus smithii"
International Journal of Biological Macromolecules, (2020) 164:3259-3267.
IF=5.16
この他にも、トマトを枯らせてしまう植物疫病菌に対して特異的な農薬創製を目指して行った「L-スレオニン脱水素酵素」の研究成果がEnzyme and
Microbial Technology (インパクトファクター 3.45)にアクセプトされました!植物疫病菌由来のL-スレオニン脱水素酵素の結晶構造と阻害剤の分子ドッキングシュミレーションの解析結果をまとめた論文です。4年生や大学院生も参加した研究なので、学生達も共著者として入っています!(香川大学農学部、大阪工業大学工学部、大阪医科大学医学部との共同研究)
Yoneda K, Nagano R, Mikami T, Sakuraba H, Fukui K, Araki T, Ohshima T.
"Catalytic properties and crystal structure of UDP-galactose 4-epimerase-like
L-threonine 3-dehydrogenase from Phytophthora infestans"
Enzyme and Microbial Technology, (2020) 140:109627. IF=3.45
YouTubeで研究紹介を行っています!!
ニュースレターに松前奨励賞を受賞した研究が特集されました!
3/19に卒業生が集まってくれました
松前重義学術奨励賞を受賞しました!!
2020年1月15日に霞が関の東海大学校友会館(35F)で松前重義学術奨励賞の受賞式がありました。受賞タイトルは「ユニークなアミノ酸配列を有す新規なNAD依存性脱水素酵素の構造生物工学的研究」です。「選択性農薬創製のためのスレオニン脱水素酵素の研究」や「ニワトリ脂肪肝のカルボニル還元酵素」など農学部の学生や教員と行ってきた研究が評価され、今回の受賞が決定しました。賞状、盾、研究費を頂いてきました。研究に関するインタビューが今後HPなどに掲載される予定です。
日本農芸化学会が九州大学(伊都キャンパス)で行われます!!
2020年3月25日~28日の日程で農芸化学会が九大の伊都キャンパスで開催されます。学会発表や情報収集も重要なミッションですが、箱崎キャンパスから伊都キャンパスへ移転された九大農学部の先生方の研究室訪問もさせて頂く予定です。
研究用に藍の葉の栽培を始めました!!
実験用に”藍”の栽培を開始しました。藍染めには葉が重要なので、花が咲く前に葉を収穫します。酵素の精製やDNAの抽出を行う予定です。
発酵研究所(IFO)の研究助成報告会に出席してきました
大阪の千里ライフサイエンスセンターで一般研究助の研究成果を発表してきました。多くの方から有益なコメントを頂くことができました。ポスター発表、懇親会とも楽しく参加させて頂きました。
学位授与式、謝恩会が開催されました
3月19日に2018年度の学位授与式、謝恩会が行われました。農学部230名、農学研究科(大学院)7名が学位を授与されました。おめでとうございます!!活躍を期待しています。研究室の長野さんが総長賞(成績優秀者表彰)を受賞されました。おめでとう!。皆さんいつでも研究室に遊びに来てください。
卒業研究発表会を開催しました!!
アジア農業シンポジウム(国際学会)で学生がポスター発表を行いました!!
熊本キャンパスで第18回アジア農業シンポジウム(国際学会)が開催されました。生物化学研究室からは4年生2名、大学院生1名がポスター発表を行いました!!。学会発表の良い機会になりました。Good job, Rina, Misa and Hayato !!